お知らせ
2016.10.20
液体容器に関するJISが制定され当社PIDは適合第一号となりました!― 当社PIDは同試験にて92%の業界トップクラス高性能を示しました ―
開封後の液体内容物の鮮度を保持する液体用高機能容器について日本工業標準調査会の審議を経て経済産業大臣により本日JISが制定されました。本制定は経済産業省「新市場創造型標準化制度」を活用したもので、当社のPID(パウチ・イン・ディスペンサー)は適合第一号となります。
本制定の目的・背景
・液体高機能容器については、今後普及が増大することが予想される一方、その構造、性能などについて規定する規格が存在していなかった
・充分な機能を満たさない容器が市場に出回る可能性があり当該技術を客観的に評価できる基盤の構築が必要
との認識からその品質、評価方法などについて試験方法が制定されました。
本JISは、液体用高機能容器の性能を示すことができるという点で画期的で、市場拡大への貢献が期待されます。
規格制定の規定項目
「開封後の液体内容物の酸化を抑制することが可能な、注出口に逆止機能をもつ液体用高機能容器」に関する、品質、酸化防止性能試験、表示方法で、対象容器に酸化しやすい「アスコルビン酸水溶液」を充填、徐々に注ぎ出す操作を繰り返し、35日後のアスコルビン酸の残存率で酸化防止性能を評価し、その値を表示するものです。
規格番号 JIS Z 1717(包装-液体用高機能容器)
当社のPIDはJIS Z 1717による試験を実施し適合第一号となり、35日後の保存試験において92%の業界トップクラス高性能を示しました。
経済産業省のホームページ
「液体用高機能容器に関するJIS制定」についてはこちらから閲覧できます。